delivery article

IGC COLUMN

パソコンの基礎知識 OSについて

2022/10/14

パソコンは多くの構成で成り立っているものです。今回はその中でも「OS」について学んでいきましょう!
OSとは『オペレーティングシステム』といい、パソコンの中に入っているソフトのことを指します。
OSにもたくさんの種類があるのですが、その中で一般的なものがマイクロソフトの『Windows』やAppleの『macOS』です。
スマホで言うと、『iOS』や、『Android』にあたります。
これらのソフトがパソコンやスマホに入っているおかげで、私たちはコンピューター上で様々な計算を行ったり、ディスプレイを通して、情報を確認することができます。

OSは『ソフトウェアとハードウェアを仲介する』という重要な役割を担っています。
ソフトウェアはパソコンの中のもの、ハードウェアはキーボードやマウスなど、パソコンに接続するものです。

例えば、キーボードを押すと文字が入力されますよね。それはOSがキーボードの操作内容を伝えてくれているため、表示されています。そういった形で『仲介』をしています。
なのでOSがなければ、そのパソコンは電源を入れても文字を打つこともインターネットを見ることもできません。
パソコンの容量を軽くするためにソフトウェアの整理をする機会などに、誤って削除しないよう注意しなければいけない存在です。

その他のOSの機能はなにがあるのでしょうか。今回は特徴的な4つを挙げてみました。

1.タスク管理

『タスク』とは、パソコンが行う『仕事』のことです。
それらをどんな順番で行うか、どれくらい容量が必要なのかなど、パソコンを動かすにあたって知る必要のある情報を、OSは自動的に集めて処理してくれます。
ここでいう仕事とは、アプリケーションの実行や、キーボードやマウスから入力された情報処理などが挙げられます。

2.メモリの管理

『メモリ』とは、『記憶するための装置』のことです。
記憶できる幅が多ければ多いほど、色々な仕事の処理が早くなります。
また、メモリの管理は仕事を処理するだけでなく、処理が終わった後の後片付け(不要になったデータの解放)も含まれます。

3.ファイルの管理

『ファイル』とは、『コンピュータの世界における書類』のことです。
WordやExcelなどで作ったものなど、見かけたことも多いのではないでしょうか。あれらがファイルにあたります。
そういったファイルに名前を付けたり、書き込んだりなどを管理しています。
フォルダ作成などで用途別や目的別に管理することも可能です。

4.周辺機器(デバイス)の管理

『周辺機器』とは、キーボード・マウス・プリンタ・ディスプレイ・外付けハードディスクなどの、『端末本体に接続するもの』のことです。
それらで入力したものをパソコンに表示させるために必要なものがOSとなります。
(例:キーボードで入力したものをディスプレイに表示させる←OSが担っている)

今回は、OSにも種類があること・行っている作業や機能があることをお伝えしました。
OSを理解しておくことはプログラミングをするにあたっても重要です。
把握しておくことで、よりスムーズな開発が可能になります。

今回の内容で不明点などがありましたら、お気軽にお声がけください。
お読み頂きありがとうございました!

次回はミニビジネスコラムを配信します!