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IGC COLUMN

パソコンの基礎知識 -1-

2022/08/17

ハードウェアについて

教室でパソコンを使っているけれど、実はパソコンのことをよく知らない、という方や将来自分でパソコンを購入するためにパソコンのことをもっと知っておきたい!という方は多いのではないでしょうか?

今回から、パソコンの基礎知識として少しづつパソコンがどんなものなのかをコラムで紹介していきます!
まずはパソコンが『どのような部品から出来ているのか?』という、道具としての側面から見ていきましょう!

ハードウェアとは?パソコンの部品について

社会で日常的に使われているパソコンや教室で使われているパソコンは大抵、大きく次の部品から構成されています。

1.CPU

CPUはパソコン上のあらゆる処理を行うために一番重要な部品です。「中央処理装置」とも呼ばれていて、データの計算や他のパーツへの命令をするため、人間の「脳」と似たような役割があると例えられたりもします。CPUの性能次第でそのパソコンのパフォーマンスに大きく影響を与えます。
CPUはその性能を図るためのベンチマークという指標があったり各メーカーにブランドがあったりするので、購入を考える際には一つの目安にしてみてくださいね。

2.メモリ

データやプログラムを 一時的に記憶する部品で、パソコンで複数の作業を同時にこなす状況の処理速度に影響する部品です。よく机や作業台に例えられ、机が広ければ広いほど様々な物を置くことができ作業が捗るように、メモリも基本的に多く搭載しているほど、処理速度が向上します。

3.ストレージ

データを保管する場所、保存する場所のことです。例えばテキスト・写真・動画などのファイルを保存しておくための部品となります。パソコン上のストレージにはHDD・SSDの2種類が存在しますが、SSDの方が読み書きが早く、より高性能です。また、オンライン上のデータ保存場所を、オンラインストレージともいいます。例えば教室で使っているDropBoxやGoogle Driveもオンラインストレージのひとつです。

4.グラフィック

パソコン上に画像を表示させる処理機能であるGPUやビデオメモリなどのパーツを指し、パソコンには”オンボード”型や”グラフィックボード”型などの形で搭載されています。
なかでもGPUはパソコンを操作する上で、分かりやすく動作を行うためのアイコン表示から、映像再生などに関わっており、高機能なほど美しい映像が速く作動するので、高画質を重視するならGPUの性能でパソコンを選ぶのがおすすめです。

5.マザーボード

上記のPCパーツはいずれも”マザーボード”と呼ばれる基盤の上に設置されており、マザーボードから電力を受け取った各パーツが相互的に作用することでパソコンは動作しています。

以上の様なパソコンを構成する機械部品の全体を指して『ハードウェア』と呼びます

普段から馴染みがあるものではないですが、どのパーツもパソコンの値段やスペックに関わってくる大事な部品となっています。

いかがでしたでしょうか?ピンと来ていないところもあったかもしれませんが、パソコンを選んだりする際にはぜひこの記事の事を思い出してみてくださいね!